2011年04月21日

自然の歯とインプラントの違いとは

人との歯は歯肉から上の部分を歯冠(しかん)といい、歯肉の下の骨の中に入っている部分を歯根(しこん)といいます。
歯根は骨に直接付いているわけではなく、骨の中に歯根膜(しこんまく)という繊維状の組織で骨の中につられています。
自然の歯とインプラントの違いとは
例えるならちょうど吊り橋のように骨に中に歯がつられているというイメージを浮かべていただく良いです。そのために歯が物を噛んでもこの歯根膜が力を吸収してくれて歯が簡単には割れたりしないのです。またこの歯根膜には力を感じるセンサーがあるために過剰な力がかかるとそれ以上噛まないようにブレーキがかかります。

このような仕組みがあるから歯が守られており、また力を感じるセンサーで食べ物の感触も感じて楽しめるのです。

入れ歯になってしまうと歯がなくなると同時にこの歯根膜というセンサーも失われてしまうのでしっかり噛んだり食べ物の食感を楽しめなくなってしまいます。

インプラントの場合には自然の歯の歯冠にあたるところが人工歯になり、自然の歯の歯根にあたるところがフィクスチャーとなります。

この歯根にあたる部分を手術して骨の中に埋め込みます。自然の歯とインプラントの最大の違いはインプラントは骨に直接付いているという点です。

インプラントには自然の歯にあるような歯根膜がありません。したがって噛む力を吸収したり噛んでいる力を感じ取る働きをする部分はインプラント自体にはありません。

ただし歯根膜ほどの繊細さはありませんが骨自体に力を感じるセンサーや骨自体のたわみによる力を和らげる作用はあります。

インプラントは入れ歯よりはかくだんに噛めるし噛んでいる感覚もあります。


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Posted by いそ歯医者 at 11:30

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